逆子とは子宮内にいる赤ちゃんの頭が下ではなく、上を向いている状態をいいます。医学的には「骨盤位」とよばれます。本来であれば、赤ちゃんは頭から産道を通り抜けるため、頭は産道の方を向いていますが逆を向いていると自然分娩がしづらくなります。妊娠初期・中期の子宮内は赤ちゃんが動き回るゆとりがありますので、頭の位置は上を向いたり下を向いたり頻繁に入れ替わります。妊娠中期には妊婦さんの30~50%が逆子といわれていますが、後期には赤ちゃんの頭が大きくなるので自然と下を向き、そこで固定されます。しかし何らかの理由で赤ちゃんが下を向かないと、子宮内を動き回るスペースがなくなり、上を向いたまま固定されてしまうのです。出産時まで逆子が続く確率は3~5%とされています。
婦人科系
逆子
逆子とは
逆子の原因
1.母体側の原因
◇骨盤が小さい(狭骨盤)
◇胎盤の異常(前置胎盤、低置胎盤)
◇子宮の異常(子宮奇形、子宮筋腫)
2.胎児側の原因
◇早産
◇双子や三つ子などの多胎妊娠
◇羊水過多
◇胎児奇形(水頭症)
これらの原因があると子宮内で胎児がうまく動けずに逆子になる可能性が高くなります。ただし多くの逆子は原因がはっきりしておらず、誰にでも逆子になる可能性はあります。妊娠32週目を過ぎてしまうと赤ちゃんの体は大きくなり、羊水も減ってきますので正しい位置に戻すのは困難となってきます。
もみの木鍼灸整骨院の施術
もみの木鍼灸整骨院では、足にあるいくつかのツボに鍼とお灸を使って施術を行います。28週目~32週目前であればかなりの確率で戻すことができます。(32週目以降でも可能性が無いわけではありません)よくご自身でツボを押したりお灸をされる方もいますが、鍼が併用できなかったり、ツボがずれていたりすると効果は少ないでしょう。鍼灸の国家資格者による施術の方が効果は高いと思います。当院では逆子治療に対し多くの実績があります。お困りでしたらお早めにご相談下さい。