中医鍼灸適応疾患
三叉神経痛
三叉神経痛とは
三叉神経痛の原因
原因はわからないものが大部分ですが、まれに頭部に腫瘍や動脈瘤、動脈硬化症によって三叉神経が圧迫されていることがあります。また顔の三叉神経近くにある歯や耳、目などの病気、糖尿病、アルコール中毒によっておきることもあります。
東洋医学での三叉神経痛
古典医学書の中では「頬痛」の記載があり、現代でいう三叉神経痛に相当します。東洋医学では体の痛みを「痺症」とよんでいます。「痺」とはつまって通じないという意味で、風や寒さ、湿気などの環境因子が体の活動に必要な気や血の流れを妨げた状態を指します。痺症の代表的な症状が神経痛です。神経痛には急性と慢性があり、急性の神経痛は環境因子で起きる事が多いですが、慢性の場合には、病気に対する抵抗力も不足するなど、体質要素もからみます。経過も長引き、治療も困難になります。
もみの木鍼灸整骨院の施術
当院では鍼独自の鎮痛効果を利用して激しい三叉神経痛を緩和したり完治させたりしています。過去の症例観察からすると有効率は約80%以上になり、三叉神経痛は鍼灸治療の効果が上がりやすい神経性疾患の一つといえます。鍼灸治療は痛みや痺れがエスカレートしたり、内服薬の様なふらつきなどの副作用もなく、身体に余計な負担をかけることはありません。血液の循環、自律神経の異常を改善するのも鍼灸治療の目的の一つです。