肉離れとはスポーツなどで筋肉が急に伸ばされた際に断裂してしまう事です。多くの場合筋肉が急に伸ばされながら力を発揮する伸張性収縮のときに起こります。最も典型的な例として、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)と拮抗しているハムストリングス(太ももの後ろの筋肉)が大腿四頭筋の筋肉に負けてしまい、前後のバランスが崩れてハムストリングスに負荷が大きく加わり肉離れを起こします。ハムストリングスを十分鍛えても、疲労などで大腿四頭筋とのバランスが悪ければ肉離れの原因になります。
スポーツ外傷
肉離れ
肉離れはなぜ起こるのか
肉離れが治らない・悪化する理由
受傷してもすぐの治療を怠ったり、処置を間違えると治りが遅くなります。また筋肉が完全に修復していないにも関わらず運動を始めてしまうと傷口がふさがるどころか、筋肉を伸ばすことによって傷口が広がり悪化してしまいます。さらに治療をせず放置すると筋肉が固まり(瘢痕化)慢性的な痛みや再発の原因になります。
もみの木鍼灸整骨院の治療
受傷したらまずアイシングと適切な治療が重要になってきます。肉離れの患部は血流も悪く柔軟性も低下した状態ですので、血流を良くし柔軟性を取り戻します。過度なマッサージやストレッチは症状を悪化させる原因となります。適切な治療を受ける事が早期回復の一歩となります。